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品種類似性試験
 〜植物新品種の育成者権侵害の判定を支援します〜
近年、育成者権のある品種を無断で増殖し販売する権利侵害の事例が聞かれるようになりました。種苗管理センターでは、品種登録のための栽培試験で培った経験と技術を生かした 比較試験に加え、一部の植物についてはDNA分析による品種判別法を用いて、育成者権を侵害しているか否かの判断を支援するための品種類似性試験を実施しています。試験結果報 告書は、示談交渉などのときに役立てることができます。なお、対象となる植物・品種、依頼方法などは試験受付窓口にお問い合わせください。


品種類似性試験
1 品種類似性試験の方法
品種類似性試験(以下「試験」という)は、種類別審査基準に基づいた特性調査(特性比較、比較栽培)、DNA分析により登録品種と当該登録品種に係る育 成者権の侵害が疑われている品種(以下「比較品種」という)とを比較し、どの程度似ているか(類似性)を明らかにするもので、育成者権者等からの依頼(以下「試験依頼者」という)に基づき実施します。

試験の種類試験の内容
特性比較 依頼者から提出された疑義品種と登録品種の植物体を目視及び計測により特性を比較調査します。原則として、試験は比較栽培を行うことを前提に実施します。
比較栽培 依頼者から提出された種苗を品種登録に係る栽培試験と同一の方法で栽培しながら、特性を比較調査します。
DNA分析 依頼者から提出された植物体又は一部組織からDNAを抽出し、品種判別法として確立された技術を用いて塩基配列を比較します(いちご、いぐさ(「ひのみどり」のみ)、おうとう、白いんげんまめ、茶、ニホンナシ、順次拡大予定)。
2 試験結果の報告
試験結果は報告書にとりまとめ試験依頼者に送付いたします。なお、報告書の複本が必要なときは、試験依頼書に複本の必要部数を記入していただくか、品種類似性試験複本請求書を提出してください。

3 試験手数料等
試験手数料は、試験に要する実費相当額として下表のとおりとします。なお、試料を用意するための経費、試験依頼書及び試料の送付のための経費、振込み手数料については、別途試験依頼者の負担となります。

試験の内容基本試験手数料
(1つの登録品種と1つの比較品種を比較する試験)
比較品種が複数の場合の試験手数料その他の試験手数料
特性比較 22,050円 1つの比較品種が増えるにつき基本手数料の額に基本手数料の額の50%を加えた額とする。
比較栽培 126,000円 基本試験手数料は栽培期間がおおむね1年の植物である。栽培期間が1年を大きく超えるときは下表のとおりとする。
DNA分析 33,390円 1回当たりの試験の分析試料数は、10試料以下とする。
報告書の複本 2,730円/部
注:
(1)栽培期間は、試験開始(は種、育苗、定植、挿し木等)から特性調査終了までの期間をいう。
(2)上記手数料には、振込み手数料を含まない。
(3)上記手数料は、国等からの依頼には適用しない。

比較栽培における手数料
栽培期間3年未満3年以上
手数料の額 189,000円 252,000円
4 試験受付窓口
独立行政法人種苗管理センター 業務調整部 品種保護対策課 副品種保護対策役
〒305-0852 茨城県つくば市藤本2−2
TEL: 029-838-6584 FAX: 029-838-6595



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